定期演奏会

大学の奏楽堂で年に一度の定期演奏会が行われる日です。
今年から新たに始まった試みとして
毎年当日券(無料の整理券)を求める長蛇の列ができるのですが
入場できないお客さんのために、当日のリハーサルを
一般公開するというものです。
当然、私も午前中からオーケストラの演奏を聴きに行きました。
娘も舞台中央でクラリネットを吹いていて、
本当に良い音が聞こえてきます。オーボエもホルンも素晴らしい!
今年の管楽器は安定感があります。


お昼に会場から一度出て、近くの美術館のレストランで
お昼を食べ、開場まで時間があったので、娘の高校受験や
個人面談の待ち時間に良く行った、お抹茶と和菓子が頂ける
お店にいきました。大学のすぐそばの『桃林堂』というお店です。
娘の卒業を半年後に控えて、やっと名前を覚えることができました。

この日はカメラを持たないで出かけたので、携帯のカメラで
お店の中の花を撮ってみました。


会場前に開場を待つお客さんの列ができます。


おかぷさんかもさんが聴きにきてくださいました。
娘が一年生の時から続けて聴きに来て下さった
id:non704さん、id:katatumuri753さん、kasumisouさん
ありがとうございました。


定演のプログラムは邦楽の合奏が二曲、
前日にリハーサルを聴いた合唱、
最後がオーケストラのチャイコフスキー 交響曲第5番
クラリネットのソロで第一楽章が始まります。
娘が後から教えてくれたことに、
2人のクラリネットが交互に「運命の動機」の部分を吹いていたそうです。
一人で吹いているとばかり思っていましたが、
聴く人がわからないくらい、一本のクラリネットで吹いているように
聞こえるように練習したのだそうです。
第二楽章の終りの部分もクラリネットが長く細い音で終わります。
あんなにいつまでも音を出し続けられるものだと、うっとりと感動していました。
たぶん第三楽章だったと思いますが、クラリネットファゴットが奏でるはずのハーモニーが
ファゴットの音が強すぎてクラリネットがちっとも聞こえてこなかったのが残念でした。
ホルンのソロがとても美しくてこれにも感動。
6月の公開実技試験で緊張で涙目だったオーボエさんが
いい音で堂々と演奏している姿にも感動。
全体に若くエネルギッシュな演奏で大変素晴らしかったのですが、
今年もまた管楽器に耳を傾けすぎていた母でした。

この写真は午前中のリハーサル終了後に携帯で撮った会場の奏楽堂です。
パイプオルガンの月と太陽レリーフを今年はしっかり確認できました。