ちょっと前の話を

12月2日(土)の朝、長女を北見の高校まで送った帰り、
峠にさしかかった山の中、

(今年の2月12日撮影)
雪道を若い女の人が一人歩いていました。
一度は車で通り過ぎましたが、引き返し、
あと10kmは民家もないところを歩いている訳を聞き、車に乗せました。
土地感のない女性で、紋別まで行くのに、峠の手前が終点の列車に乗ってしまい、
私の住む町を目指して歩きだしたというのです。
峠の手前から私の町まで30kmはゆうにあるのに・・・
私の町から紋別までは50km、バスで1時間かかります。
気になって引き返したのは、
犬のキャリーを持って歩いていたからです。
自殺志願か?
犬を道連れにするわけがない!
山の中を寒い中、歩いているのは不自然だ!


病気の犬を評判の良い紋別の動物病院へ連れて行く途中だったそうです。
あまりの無ッ鉄砲ぶりに、びっくりしてしまいました。
動物病院に着く前に、凍傷で自分が病院にかかることになったかも・・・


私の町からのバスの時間だと、診察(犬の)が遅くなるのがわかり、
夫と話して、紋別まで車でそのまま送って行ってあげました。
途中、留守番の息子の事も気なったのでわが家に寄って、
そして、紋別から札幌に走ったわけです。


翌日の日曜日、
若い女性とそのご主人が「昨日は大変お世話になりました。」
と菓子折を持って、北見からやってきました。
わざわざ、気を使わないでくれて良かったのに・・・
と言いながらも、その気持ちが嬉しいですね・・・。
(お節介夫婦の話でした〜)

阪神戸旅行最終日

関空からの午後の飛行機まで、時間があるので
神戸北野の異人館を見に行きました。




小雨の降る中、急勾配の坂を上って行くのが大変でした。
ここはお父さんも一緒だったので、
お母さんがかわいいおみやげのお店を見ることも許してもらえ、
娘にネックレス(チョーカー風)などを買いました。


そして飛行機が大都会から女満別空港に着いて、
「空が広い!」
空を遮るビルがないからです。
乾いた寒い空気、広い空、
北海道に帰ってきたんだと実感した風景でした。