ぽかぽか暖かい日

ラスト メアリー・ローズ


午前中は、ぽかぽかと暖かかったので庭の整理をしました。
バラも3鉢は夜、玄関に入れて咲かせていましたが、
いよいよこれ以上は無理と判断して、咲いている花とつぼみを切り、
葉っぱを取って縛りました。
これで全部のバラを縛り終えました。
今日の画像はほんとうに最後のバラたちです。
わが家には咲いているバラはなくなりました。
今シーズン、楽しませてくれたバラたち、ありがとう。
お世話をした私にも、ご苦労様でした。


自分でもはっきり何本のバラがあるか分からなかったのですが、
今日はきちんと数えてみました。
名前のきちんとしているバラが56種類、58本。ホームセンターの298円のミニバラを株分けして植えてあるのが10本。今年挿し木して根付いたけれど越冬は無理かもというのが3本。
合計71本ありました。
後日、56種類は種類別にプロフィールにでも書いてみようと思います。


今日の午後は小学校のPTA研修会で、旭山動物園の副園長さんの講演を小学校で聞きます。

旭山動物園の話

旭山動物園は北海道第2の都市、36万の人口の旭川市営の動物園。
最近のプロジェクトXでも取り上げられたが、今年の入園者数は200万人に達する勢いで、全国一位だそうだ。動物園の人気が下がり、人が来ないさびれた状態から、動物の見せ方・展示方法を工夫し、いかに動物たちを野生の生態に近い形で客に見せるかという話をスライドやビデオを交えて説明してくれた。
講師の獣医師という立場から、吹き矢を使った麻酔の話や、動物の死、オラウータンカップリング、アザラシの話、ペンギンの散歩の話など、興味深い話ばかりだった。
動物園は動物の本来の姿を見せ、このままでは地球温暖化や乱獲によって絶滅していくであろう動物を守るために、人々が考える一因になってくれると良いと思うと言われたのが印象的で、動物に対する愛情・使命感が感じられて、大変良い話だった。
動物園の話ということで、小学生も聞きにきていた。(うちの息子も連れていきました)
最後の質問コーナー(質疑応答)では小学生からこんな質問が、
北の国から南へ渡る鳥もいるのに、どうして渡らない鳥もいるのですか?」
「南の国のゾウとかは、冬寒くないのですか?」
こんな可愛い質問に対し
「虫や木の実を食べる鳥は冬になると食べる物がなくなるので、南へ渡るけれど、フクロウなどは鳥をたべるので、冬も餌に困らないから渡らないんだよ。」
「暑い国の動物は暑さに対してバリアーできる能力を持っていて、それは寒さに対してもバリアーになるんだ。君たちも雪の中で遊んだ後、家の中に入ると寒さを感じないでしょう。動物も冬に外で遊んだ後、飼育舎に入ると寒くないんだよ。でもゾウやサルもしもやけになることがあるんだよ。」
ほのぼのムードの中に、親たちもなるほど〜でした。