予約を変更

二女がお正月に帰ってくる飛行機のチケットを
某航空会社の先得割引でずいぶん前に予約購入していました。
年末年始は先得運賃の対象外なので、
ぎりぎり安くなる12月27日(羽田発)と1月5日(女満別発)を取っていました。
正規運賃では乗ったことがありませんが、先得だと正規運賃の6割の運賃で
乗ることができます。


ところが今日、二女から電話があり
1月5日に休めない授業が始まるので、飛行機を変更したいと言います。
航空券はお母さんがネットから申し込みをしたので、
キャンセルやら新たな申し込みを電話でしました。
お正月に東京へ帰る便は女満別からだと1月1日、
旭川からだと1月2日の朝の便に数席と1月1日しか空きがありません。
料金は正規の4万円以上です。キャンセル料もかかりますし
頭の痛いことです。旭川から出発となると早朝出発で
車で130kmを雪道の峠も越えなくてはなりません。
二女の希望は1月2日ということで、
お父さんに相談すると、
「帰ってくる分の飛行機代をお小遣いにやって、
 帰ってこないという選択もあるよ。」ですって。
これはお母さんには許せないことです。
お父さんもお母さんもたびたび上京して娘に会っていますが、
本人が故郷に帰ってくるというのは、
本人にとって格別嬉しいことなのです。
私も学生時代茨城で、郷愁の念が強かったものです。
白い雪のない冬の関東、むき出しの茶色い芝生をみると
さみしい気持になったものです。


ここで思い出したのが、金券ショップで株主優待券が買えることです。
株主優待券の期限が近いものは安く売っていると聞いたことがあったので
娘に金券ショップで値段を調べさせると一枚3500円ということで、
即買わせました。11月にお母さんが上京した時に調べた時は7000円でしたから。
これでお正月でも正規の半額近い運賃で乗ることができます。
そうこうして1月2日の旭川からの東京便に変更して、
お父さんが車で旭川空港まで送っていくことが決まりました。
ちなみにお母さんは受験生の塾の正月特訓ゼミの送り迎えです。


映画でも今読んでいる本の中でも出てくるシーンですが
針金(のようなさえない顔の)課長が上からの命令で
会社に保管されている優待券の束を金券ショップに売り、
裏金を作るという内容があり、本の中ではフィクションでしょうが、
実際に私たちがこうして買える株主優待券の出どころは
どういうところなのだろう、なんて考えてしまいます。
まさか、大企業の裏金なんてことはないですよね〜。
あぁ、これは『沈まぬ太陽』にのめりこみすぎです。
わが家の今日の飛行機チケット騒動と本の内容がオーバーラップしています。