進路説明会

昨夜中学校で地元高校と隣町の高校の学校説明会と
高校進学全般に関する説明会があり聞きに行きました。
地元高校は来年から一クラス分40名の定員減になるそうです。
ここ数年定員割れが続き、ほとんどの子供たちが競争率なしで
地元の高校に進学していますが、地元高校を受ける子が
受験勉強を頑張っているという話を聞いたことがありません。
競争のない受験でのんびりできるのは田舎ならではですが
一方では高校中退者も増加にあるようで、
経済的理由なのか、勉強についていけないからなのか。
結局、無競争でやる気がおきないということは
田舎で選択肢があまりないとか
少子化で仕方がないというところに行きついてしまうのでしょうね。
高校の先生の話で気になったことは
近年、札幌や旭川の都市部の高校に親元を離れて進学した子が
その環境に馴染めず、途中で地元高校に戻ってくる(編入)ケースがあるが
精神的にもまだ一人前でない子供が親元を離れて生活するのは難しいので
最初から地元高校を選んでくれれば良いのにと思うことがあるということです。
これには考えさせられます。
わが家の子供たちもみな高校から親元を離れて遠くの高校にいかせているからです。
親は子供を手離すことは泣く泣く覚悟していますが
子供にとっては夢いっぱいの希望の進学です。
親から離れてみて、一人暮らしの大変さを実感したり
寂しい思いをすることもあるでしょう。
自分ひとりで解決できなくとも、進学先の友達や先生、
そして親が相談に乗ったり、子供の気持ちに寄り添ってあげることで
なんとかやっていけるとも思います。
子供の受験進学の時期にいろいろ考えさせられました。