熱海へ

お父さんが職場で取れる夏休みの休暇を取っていなく
「どこか温泉でも行きたい。」ということで、
息子の文化祭の代休二日を利用して、上京しているお母さんの都合もあり
東京から二泊でゆっくりできるところ、ということで
熱海に行ってみることになりました。航空券の都合で8月末から計画を立てていました。
ネットから熱海のホテルを予約するとき、東京からの無料送迎バスがあるという
岡本ホテルに宿泊することに。ネットの評判では食事が美味しいということでした。
東京駅そばの駐車場からバスが出発します。


月曜日の午前中の送迎バスの中は、温泉旅行に行く
おじいちゃんやおばあちゃんで賑やかで、
そのおしゃべりに耳を傾けるだけでも楽しい旅の始まりでした。
おやつをいっぱい広げて楽しそうにしている様子に
何もおやつを用意していかなかったことが悔やまれました。
「旅にはおやつ!」と、途中の東名高速の蛯名サービスエリアのトイレタイムで
甘栗とid:benizakeさんが教えてくれた「皇朝の肉まん」を3個買って食べてみました。
噂のとおり、とてもおいしかったので、横浜ではこれを絶対にお土産に買う!と決めました。


新幹線では何度か通ったルートも、陸路のバスでは景色も違い、
小田原では小田原城がバスから間近に見えて、バスの旅を堪能しました。


ホテルを予約するときに、500円でお弁当とお茶がつけられますが、どうしますか?
と聞かれて、バスの中でお弁当を食べるとばかり思い、つけてもらうことに。
バスがホテルに到着するまで、お弁当が配られなくて、変だな〜と思っていたら、
12時過ぎにホテルに着いて、まずレストランに案内されてこんなお弁当が出ました。

食後に私たち夫婦はコーヒー、息子にはジュースが。
ホテルの500円のサービスにちょっと驚きました。


晴れてとてもいい天気、半そででも暑いくらいでした。
熱海の海岸を散策したり、ロープウェイで展望台へも行ってみました。


熱海といえば、

かんいち、おみや が一番に思い浮かびます。
観光タクシーの運転手さんがお客さんに説明しているのを
路線バスで行った私たちもちょっとだけ聞かせてもらいます。
「貫一がお宮を蹴る場面ですが、お宮の大きなダイヤの指輪にあたり
お宮は痛くなかったのですよ。」ですって。
金色夜叉の話ですね。


ホテルに帰り、温泉に入り、部屋に食事が運ばれてきました。


ネットで予約するときに『鯛ずくし』『マグロずくし』『カニずくし』のコースから
選ぶのですが、私たちは『鯛ずくし』のお料理を選んでいました。
とても美味しかったのですが、ホタテとイカのお刺身は北海道で食べるほうに軍配が上がります。


食事が終わると

毎日恒例の野球のスィング。バットを持って行けないので
息子が家から持ってきた、ミッキーのウチワで。疲れて寝ている人も。


翌日、海からの日の出が部屋から見えました。

北海道の日本海に面した町で生まれ育ったお父さんは
太陽は海に沈んでいくもので、海から昇る太陽は「オレの辞書にはナイ。」
のだそうです。お父さんは朝の露天風呂から日の出を眺め、
そのころ息子はホテルの玄関の外で毎日恒例の縄跳びをして
三人三様で日の出を見ていました。


朝食のバイキング料理もおいしく品数も多く、大満足でした。
部屋でゆっくり荷物をつくり

仲居さんたちに見送られ

熱海駅から特急列車に乗って

横浜に向かいました。