6月27日

この日は公開実技試験の最終日で弦楽器と作曲の演奏を聞きました。
同じ学生会館に住んでいるヴァイオリン専攻のKちゃんのお母さんも
関西から前日上京していたので、朝から一緒に高校へ向かいました。
私は公開実技試験終了後、まっすぐ羽田空港に向かうので
荷物を高校の最寄り駅のコインロッカーに預け、お昼のパンを買ったりしていると
同じ3年生のお母さんと会い、3人でワイワイと公園の中を歩いていきました。
大学の美術学部の花壇にしかないと思っていたアカンサス
音楽学部の片隅に咲いているのを発見!

アカンサスは はあざみとも呼ばれて
遠い昔のギリシャ時代の円柱のからくさ文様の
モチーフになったりしています。花言葉は技巧美術。
娘の高校の生徒の自主企画による年4回の学内コンサートの
名前にもなっています。


9時半から15時過ぎまでお昼休みをはさんで
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ハープの素晴らしい演奏を聴きました。
どの子も完成度が高く、さすが弦楽器!です。
どのお母さんも一様にわが子の演奏を手を握りしめ祈るように
聴いていました。涙ぐむお母さんの姿も。
子どもに対する思い入れがどの楽器よりも強いのかも。
それに比べて、わが身のなんとそっけないことか!
最後の作曲専攻は弦楽四重奏とピアノのための曲でしたが、
聴きに来ていた(たぶん)大学生から、ブラボ!と拍手。
こうして娘の同級生たちの演奏を聴くことができて
とても有意義な東京6日間でした。